こんにちは。
今回の記事はバイクの事故車・不動車の処分をしようにもやり方が分からない!という話についてです。
元買い取り店店員の筆者が、残念なことになってどうしたらいいかわからない事故車や、朽ちゆくオブジェと化した不動車等の買い取りについて説明していきます。
また、結論からお話すると「バイク王」での無料買取査定を使うことで、事故車や不動車を【超安いけど買い取ってもらえる】または【無料で引き取ってもらえる】ということもあります。
そのことについても紹介していきますね。
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Contents
バイクの事故車や不動車、どうしてますか?
先日、facebookで東京某所の住宅密集地で半径100mごとにバイクが放火される事件が起きているという書込みがありました。
写真付きで紹介されていたその記事には、買って間もないというCB400SFの痛々しい姿が映っていて実に気の毒です。
バイク愛の強い買い取り屋さんが綴っているブログで紹介されていた記事がFBでシェアされたもので、「もったいない」そして「許せない」という言葉が綴られています。
「放火」はさすがにレアなケースかもしれませんが、期せずして残念なことになったバイク。
お宅にありませんか?
あるいは「そういえばうちにもバイクってあったよな」ぐらい不動で化石化したバイク。
「どうせ買い取ってもらえないだろうし、役所に持って行ったって処分料高いし…。」
こういう意見もあります。でもそうですよねぇ。
バイクの処分も市町村によってだいぶ違うようですが、筆者の住む自治体では排気量別に、1万円~3万5千円くらいまでの処分料がかかるようです。
又知人の住む町ではバイクの処分自体を受け付けていないとか。
- 買い取り店に電話したけど「買取不能」と言われたり、
- 「竹やぁ~さお竹ぇ~」風に街を巡回している不用品買い取りのおじさん(業界では買い子さんと言います)にもそっぽを向かれたり。
ましてやアパートや借地で地主さんから撤去を迫られていたりしたら、速やかにどうにかしたいですよね。
とにかく煮るのか焼くのかどうにもならないバイク、いったいどうすればいいでしょう?
事故車や不動車でも買取をしてくれる業者は?
結論から言うと、事故車にしても放置された不動車にしても買い取ってくれる業者はいます。
中古バイクには実は市場があるんです。
ご存知ですか?
いくつかある中でも日本で一番大きいのはBDSという会社の業者会員専用オークション。
こうしたバイクの業者オークションに出品することで車種年式・仕様・劣化状態それぞれによる相場が決まっています。
勿論こうして車両のオークションがメインで行われているのですが、
「蚤の市」という事故車・不動車、そして部品用のオークションも定例で開催されています。
参考元;https://www.bds.co.jp/auction/nomi.html
はい、もうお分かりですね。
中古車や不動車の多くはこういった場所に出品されます。
で…、
業者さんは業界価格で純正部品を仕入れることも当然できるのですが、この業界で言ういわゆる「蚤車両」を買ってきた方が安くて、他の部品も見比べてそっちの方が健全なら蚤からとれるので、「材料」として扱われます。
ミリオンセラーになったバイクマンガ「ばくおん」。
アニメにもなったのでご存知の方も多いと思います。
この主人公の恩沙(おんさ)ちゃんの実家が、
某メーカーの販売店の看板を外された「ニコイチモータース」ですよね。
そう、この「ニコイチ」ってつまり2台分のポンコツバイクから使える部品を取って1台として再生した車両を揶揄して言う言葉。
当然中古車って、事故歴もないきれいなのが一番なんで、やっても大っぴらに言わないのが「ニコイチ」なんです。
だから業界人からすると
「ニコイチモータース」って自分で名乗っちゃってるところが抱腹絶倒なわけです。
たまに『そうか、最初から名乗っちゃえばいいんだ』なんて逆に思ったりもします…(笑)
これ、神経質な人が聞いたらひっくり返るかもしれませんが、実はニコイチはまだ良心的?
サンコイチ・ヨンコイチはよくあることです。
(とりあえず聞かなかったことにして下さい。)
かつて偵察に行った中古バイク店で筆者が指さして数えたらロッコイチのバイク置いてる店がありました。(バレっバレだったけど…汗)
まぁさすがにそこはぶっ潰れましたが、
むしろそれらを何事もなかったようにするのが再生バイク販売店の腕の見せ所。
「バイク屋さん」のタイプと事故車・不動車を買い取ってもらう、という選択肢
「バイク屋さん」と十把一絡げに言ってしまうと、どこでもどんなバイクでも扱ってくれそうですがそうではありません。
実はバイクを扱う中でも様々な業態があります。
- 街中で買い取って現状状態で洗車だけしてオークションに流すところ。
- 販売店舗を持たずに、街中で買い取り、修繕して業者オークションに流すところ。
- 小売店舗を持ち、街中の買い取り車とオークション落札車を店頭販売するところ。
- 海外に貿易販売を専門にするところ。
- 小売り、業者オークション、貿易の全販路を持つところ。
営業規模によって自社で全部を賄うことろは稀ですが、必ず業者同士知り合いになっていて、持ちつ持たれつお願いするといったところでしょうか。
ですから事故車でも不動車でも、販路を持っているところはちゃんと買ってもらえます。
ただし、これは仕方なく受け止めていただきたいのですが、
基本部品として買われるので、車両としての相場はその度合いによって適応外になります。
再生可能、古くても現存バイクに流用可能なパーツが生き残っているほど値打ちがあります。
車両相場が適応外と言っても、その生き残り具合で、元の車両の価値に近づくため、
結果として意外な買い取り金額になったということもよくある話です。
ですからほとんどの部品が土に返っているようなものは要相談ですが、ちゃんとバイクのカタチが残っているものであれば大抵は販路があって期待できると思っていいでしょう。
不動車・事故車におすすめなバイク買取業者はずばり「バイク王」
ネットの世の中ですから既にこのサイトにたどり着く前にいくつものサイトをご覧になったことと思います。
今はネットの中でもバイクブロスなどの中古バイク一括査定サイトで業者さんの見積もりを選べるようにもなっていますし、どこがいいのか迷いますよね。
「バイク・事故車・買い取り」と検索しただけでも何社か紹介されていますね。
「事故車不動車で間違いない業者」として複数のサイトが「バイク王」を挙げますよね。
例えば高速道路で事故ってフロントがなくなっちゃったようなバイク。筆者は「このくらい悲惨なバイクならバイク王だな」と即答します。
バイク王は圧倒的なシェアで事故車を活かすスキルがある
ふふーん、単に宣伝してつるんでるとか疑ってるでしょ。違いますよ(汗)
バイク屋さんにも営業規模によって業態が様々だとお話ししました。この中でもバイク王は現在、稀な程すべての販路を備えた大型店です。
正直、同様の規模の買い取り店は増えましたが、バイク王は業態規模がけた違いに違います。
バイク王は駐輪場やバイクガレージその他パーツ販売など、単に買い取りだけではなくバイクにまつわる様々な事業を行っています。
その中で、他社が参加できる社内オークションを持っているんです。
実は筆者が務めていた店の社長はココの常連。
よく「社長またどこ行っちゃったんすか?!」っていうとマネージャーの口から出てくるのは、「IK(バイク王の旧社名)のオークション」と言われ、「またっすか?」というぐらい。
つまりつまり、独自の販路を持っているので、事故車不動車は断然強いってことです。
だから、
「事故車?わぁ乗ってた人生きてんの?心配だわー」
「すごいねー、こりゃあ蚤でもどうかね、」
「大丈夫、IK(バイク王)が何とかしてくれるよ」
「で、また社長みたいな人が買う」
「で、俺たちみたいなのが組む(組まされる)」(笑)
みたいな話はよくありました。
という実話をもとにお話ししていますので、安心してご紹介するわけですよ。
まとめ
筆者もいろいろと悲惨なバイクを見てきました。
- フロントから突っ込んで前がなくなっているバイク
- 買い取りに行って4人がかりで土の中から掘り出した大型放置バイク
バイク好からすると「なんでこんなになるまで…。」とも思ったりしてしまいます。
でもそうなるまでにやむにやまれぬ事情があったというのも数をこなすうちに推察できます。
いずれにしても販路の広いバイク王のような買い取り店では、不動車や事故車バイクでも買い取ることができます。
「人の手元を離れたバイクをもう一度人に愛されるように元気に走らせてあげたい。」
その熱意やバイクに対する愛情が彼らの原動力です。ですので、安心して相談してみてください。
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