街中を走っていると、緑のナンバーで後ろに大きなボックスを付けた宅配のバイク。
「プロのライダーとして生きていく」
ってかっこいいなぁ、
なんて憧れたことはありませんか?
バイクでなければなし得ない仕事。
それがバイク便です。
酷暑の日にも凍える冬にも
彼らでなければ運べないもの。
そしてそれを待つお客さん。
辛いこともあるかもしれないけど
毎日道路を疾走するバイク便は
きっとやりがいがあるんじゃないか…?
ライダーなら一度は考えたことはありませんか。
今回はバイク便ライダーとして働くというのはどんなことなのか、
お給料の面や実際の働き方などを考えてみようと思います。
バイク便の実際の仕事内容は?
バイク便の方々、
毎日忙しそうに働いている訳なのですが、
そもそも何を運んでいるのでしょう?
そこで、色々なバイク便業者のホームページを覗いてみました。
その結果、彼らの需要は
- 何としても短時間に届けなくてはいけない物
- 生ものや冷凍してあるものなど温度変化に弱い物
- 不正ハッキング対策のための機密書類の運搬等
など大きくまとめると
こういったものが多いようです。
筆者の知り合いにもバイク便ライダー経験者がいるのですが、彼にも聞いてみました。
- 社外秘のプロトタイプの製品を本社に運んだことがある。
- 赤十字社の依頼で血液等を運んだことがある。
- 印鑑のいる書類などの本社支店間のやり取りに使われたりする。
ということでした。
また変わったところでは…
成田空港にいる人から
「航空券を家に忘れたので取ってきてほしい」
と成田で家のカギを受け取って、
航空券を持って成田にとんぼ返りするのを
4時間以内にやったり・・・。
結構こういう忘れ物系の需要もあるのだとか?
さすがにネットが発達した世の中でもそういった難しい依頼は、バイクの利便性なくしてはなしえないわけですよね。
バイク便のサービスもいろいろ
筆者の友人がそういうように、
勿論個人からの依頼もありますが
主に企業が社内便を彼らに委託する
チャーターサービスも需要の要です。
この辺はバイク便が始まった当初からある需要ですが、最近はチルド便もできています。
バイク便の機動性を活かして
保冷箱を使って行うものです。
温度が変化しないうちにモノを運ぶサービスも、食品のデリバリー代行から、時間による変質を嫌う化学製品、血液輸送にも使われています。
また新幹線や航空機に待機するスタッフに、荷物を渡してリレーする方式で当日便を行ったりするサービスもあります。
新幹線や飛行機に乗る仕事も魅力的ですね。
バイクでの輸送を要に様々な工夫で超短時間物流を可能にしていて、まだまだアイデアを広げながら需要の幅を拡大していこうとしています。
次に気になるのは、バイク便は正社員として雇ってもらえるのか?という事ですね。
次のページで詳しくお話していきます。