これまでも、ど知りたい.incではユーザー車検についてお話しをさせていただきました。
扱っていた内容は、
ユーザー車検デビューについて
基本的な知識や費用など
基本的なお話が中心でした。
関連記事→ バイク車検のコツとやり方
今回は2016年4月20日に施行された新保安基準によって、規制や車検がどのようになるかを見ていきます。
中でも、騒音については
情報が激しく乱れ飛んでいる
そんな状態です。
このため「今使っているバイクを、すぐに新基準に合わせる必要ああるのでは?」と心配している方も多いようです。
ですので、実際のところはどうなのか、考えながら探っていきたいと思います。
新法施行でどうなる車検? どうなする今後のバイクのカスタム?
バイクの車検はカスタムパーツも多彩なことから、
今まで地方によって曖昧な部分もありました。
毎回記事の取材に関しては、
テーマ毎の専門家にお話を聞いたり
ネットの記事を多く読んだりしています。
そうしていくうち最近、様々な情報の中から真実を抽出するというのは難しいことだとつくづく思うようになりましたねぇ。
今年からバイクの保安基準が変わり、特にマフラー騒音についての規定が厳しくなったのはご存知ですよね。
えっ、知らない?
ここで役立つのが、読んでてよかった「ど知りたい.INC」です。
とりあえずご存知ない方は上記のリンクへGOです。
これについても様々な憶測が飛び交っているんですよね。
具体的には、新法が2016年4月20日に施行されて
- 「今使用している車両は車検を通らなくなった」
- 「リプレイスマフラーももう使えなくなった」
といった内容です。
「えっ、マジか?」
「どうなるんだよ俺のヨシムラ?」
って思いますよね。
とにかく心配な内容です。
リンク先記事の内容をおさらいして、掻い摘んで申し上げますと・・・。
- 新法が2016年4月20日に実施され、ヨーロッパと同じ「ユーロ4規制」が適応になった。
- 同年10月1日に発売される新車とリプレイスマフラーに対しての規定だということ。
- 今現在街を走っているバイクやマフラーは旧基準値での扱いになるので今までのままでいい。
- これまで排気量別に規定されていた騒音基準(絶対値)ではなく、事前に国土交通省からメーカーが車両の型式認定を受けるときに測られた音で車両ごとの規制値を持たせる(相対騒音)に移行する。
- マフラーに承認番号や識別記号が設けられ、承認時と同じ性能が保たれているかを使用過年時にも(車検時にも)検査することになった。
- ノーマル車両個々の基準値が絶対なので、ノーマルより音の大きいマフラーが造れなくなった。
といった内容です。
今使っているバイクやマフラー、オーナー車検に変化は?
上記の内容を見ると
今までになく厳しい内容が
保安基準として盛り込まれている、
という事がわかりますね。
もしかすると、
「世の中の殆どのバイクが
車検不合格!なんて事も起きるのかもしれない」そう思った人もいると思います。
新規定は読み込まないと理解できないところが多いですから、それも無理はないですねぇ。
また、噂がどうなのか実際に確かめる意味でも、「今使っているバイクをオーナー車検で車検場に持ち込むとどうなるか? 」という問題は大変気になるところです。
そこで今回は2016年6月後半に実際にバイクのオーナー車検を受けるという筆者の友人Hさんに事前にお願いして、車検内容や車検場の変化などについてお話をうかがいました。
では、
車検場等の映像はNGでしたので、
文面だけの説明になりますが、
「今回の規制で車検がどう変わっているのか?」
というところについて次ページで注目していきたいと思います。