バイク用リアボックスをホームセンターにあるもので自作する方法

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皆さんはホームセンターに行かれますか?ホームセンターって楽しいですよね。

なんだかこう、ものに囲まれてあれもいいなぁ、これも面白いなぁと気持ちが浮かれてきたりして。工具屋やカー用品のコーナーをのぞくと、一気に気持ちが上がというのは筆者だけでしょうか。

そうしていろいろ見ているうちに、「もしかしてあれを工夫したらあれに使えるかもしれない」とバイク周りに使えそうなものを見て妄想が膨らんだりしませんか?

今回はホームセンターでピンと来た皆さんのために、ホームセンタで売っている資材で揃う、バイク用リアボックスの作り方を考えていきます。

(※生じた不都合についてはさらに個々人様の責任において、工夫をしながら克服していっていただけたらと思います。当方では不具合等についての一切の責任を負いかねます。)

お財布とバイクの救世主・ホムセンのDIYボックス

バイクのリアボックス、あったら便利なのはわかっているけど、いざ買おうとすると高いですよね。

取り付けには専用品の高額な理由が見当たらないステーを追加しなければならないし、ボックスも開けてみても特に何の味気もない良くありそうなプラスティック製でガッカリすることもあるのではないのでしょうか。

ならば完全に機能性重視に割りきってホームセンターで調達する方法はどうでしょうか。

 

ホームセンターで見かける収納ボックス、値段も3,000円でおつりなら’That’s it!’(これだ!)と飛びつくのも無理はないですね。

 

まずはこれらのボックスで通勤からツーリングに至るまで、タフで機能的に使えるリアボックスを作ってみることにしましょう。

そしてリアボックスを自作するためにはいくつか注意点があるので、それを押さえていくことにしましょう。

  1. バイクや用途に合っているかバイクの寸法を把握しておく
  2. 造ったものが違法にならないよう、寸法を確認する。
  3. 耐久性にはこだわりステーの部材や固定方法を考える。

では、これら3つに沿って材料を選定していきましょう。

1.バイクや用途に合っているか、バイクの寸法を把握していきましよう。

実は筆者は一度50ccの原付にGIVI製の33ℓのリアバックをつけたことがあります。

当初250㏄にバイクにつけていたバックを移植したものなのですが、この容量だと、明らかに原付には大きすぎました。

というもの、この容量でも20kgぐらいのものが入りますから、スタンドを立てたときに前が上がってしまって不安定でしたし、走っていてもハンドルを取られることがあったのです。

ですから、最初はご自分の用途を考えて、既成のボックスのメーカーカタログや、Web等をチェックして、自分のバイクには何ℓ位の容量にするのが妥当なのか考えておいた方がいいでしょう。

大体の目安を言えば、原付で27ℓ以下もの、250~400ccクラスで34ℓ以下のもの、それ以降の幅のあるバイクで38ℓ~42ℓくらいでしょうか。

これはあくまでも目安なので、ご自分のバイクをよく見て、用途に照らし合わせて決めていただけたらと思います。

関連サイト→ リアボックスの選び方

これを考慮したうえでホームセンターのBOXに目を向けていきましょう。

バイクで言えばヘルメット一つ入るくらいの大きさを検討したいです。

ものによっては割と横長なサイズになりますから、原付などへの搭載は横にして積む等して両サイドがスマートになるようにした方がいいかもしれませんね。

ただ、市販のバイク用ボックスと違いますから鍵がないので、中には貴重品は入れられません。同じようなもので簡単でいいから一応鍵が欲しいという方もあるでしょう。

そういった方ならこちら、

ちょっとしたツーリングくらいでしたら、テントや寝袋を収納するくらいの容量はあります。また、南京錠等を使えば簡単ですがカギをかけることもできますね。

2.作ったボックスが違法にならないようにする

道路交通法施行令(昭和三十五年十月十一日政令第二百七十号) 「第二十二条第一号」 に「自動車の積載」という項目があって、こちらに二輪車への積載方法に関する制限がいろいろと書かれています。

これによると、

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参考元:https://ameblo.jp/08michi/image-11407339706-12293525496.html

つまり、この表のように車両の積載装置の左右+15㎝まで、後ろは30㎝まで延長できます。

そして高さは地上2mまでの範囲で造れば違法にはならないということです。

ただ、ただですよ、筆者が持っていた33ℓのリアバック、これも満タンにすると、片手でやっと持てるくらいでしたから、おそらく20kg近かったのではないかと思います。

ですからこの法的な許容範囲を満たす形で造ったとしても、一番大きな形にした場合、バイクのバランスが崩れる恐れがありますから、あくまでも用途を設定の上、その最小限を狙って作るという方がいいと思います。

またリアボックスの設置の方法ですが、たまにタンデムシートの上に荷台をつくっている人がいますよね。

実は最近、車検上二人の車両にこうして一席つぶしてしまう方法で、取り締まりに遭うという事例が起きているようで注意が必要です。

関連記事 → タンデムシートを取った二人乗り登録車両の違法性は?

実態は不明ですが、スズキがアクセサリー部品としてリアボックスを販売する際に、タンデムシートをつぶす場合には15日以内に構造変更登録をして、定員を1人乗りに変更するように説明書を付けているということですので、この点は気にしておきましょう。

3.耐久性にはこだわりステーの部材や固定方法を考える

前項でお知らせしたように、後席の上にステーを造るのではなくて、タンデムシートをよけて後端を伸ばすという方がいいと思います。

また、リアボックスが軽いものであったとしても振動や風の抵抗などがかかります。ですので、ステーには相当の耐久性が要求されるのです。

自作のステー部材としては、いわゆるヤンキーステーと呼ばれる自由継手が有効です。

しかし、これもなんでもいいかというとそうではありません。

これは筆者が、初代R1のフェンダーレスを自作して、適当なヤンキーステーでナンバーを固定していた時の話です。なんと、振動と風の抵抗でヤンキーステーに負担がかかり、金属疲労を起こして折れてしまったのです。

コレがエンジンの振動が強いSRのなんかだと一気に折れてしまいます…。

 

たかだかナンバー1枚でそれですから、結構な重みを支えるボックスのステーとなれば、この部分に適当は許されません。最低でも厚みが2mm以上のもので、錆にも強いステンレスのものが良いでしょう。

ステーを取り付けるには、台座をフレームと共締めにできる穴を車両本体から探し、ボルトやナットを組み合わせて取り付けの基礎部分をつくることが重要です。

そして、こうしたヤンキーステーも平型のものではなくL型のものを使うのがポイントです。何といっても強度が出ますからね。

また、バイクによっては都合のいい部分にネジ穴があるわけですが、取り付けに適した穴がない場合にはマフラーステーや、タンデムステップの付け根などを中心に共締めして長いステーをつくっていくしかないでしょう。

とにかく、車両にボックスを固定して多少のことではぐらつかない程度の強度が大切です。

こうしてステーができたら、箱を載せてみてステーの裏からマジックでしるしをつけて、だいたい4か所ほどドリルで穴を開けます。

この穴から水が入らないように、外側と内側にゴムワッシャーかグロメットとステンレスワッシャーを入れてねじ止めしましょう。これも大概のホームセンターに似た形状のものが売っています。

ただ、バイクに使うような都合のいい形状のものの場合は、ハンドルなどでおなじみの「POSH」などの専用メーカーを使うと、丁度いいものが出てキアス。

できれば内側は「平ネジ」を使うと中に凸凹ができないので、見た目にも荷物にも優しい仕上がりになるでしょう。狭いバイクの構造にも干渉しづらくなります。

まとめ

今回はホームセンターで売っている材料を使った自作キャリアとリアボックスの設置の仕方についてお話をさせていただきました。

上手くできれば、3,000円~5,000円の予算でおつりが来ます。

大きさの選定や部材の選定等、基本的な事柄を中心にいたしましたが、自作するときの創意工夫のヒントとしてご活用いただけたらと思います。

ただ、さすがに市販の専用品とは取り付けの剛性感や見た目の質感に差があります。

防水性や防犯性、あるいは脱着ができいないことで駐輪中に風にあおられやすくなる等注意していただきたい点はどうしても出てきますので、その点はご承知おきください。

あくまでDIYですから、ご紹介の記事においても、方法をご紹介するものです。

そうした工夫次第では、市販ボックスにはない大きさや耐久性のものをつくることができるかもしれません。もし創意工夫で誰にもまねできないような自慢の逸品ができたら写真などをいただければと思います。

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