スポーツバイクを買ったら行ってみたいのは峠道ではないでしょうか?
「膝すりしてみたい!」
とか思う人いるでしょ?
近所の峠、有名な峠「スカッと走ってかっこよく決めたい!」
おじさんよーくわかります。(だって上の画像の写真、筆者ですから)
しかし、
道路を生活に使う近隣住民への騒音被害や、事故への不安を想像しないわけにもいきません。
そこで今回は
サーキットバージンの
峠ライダーをサーキットへ
グイグイッと誘っちゃう記事です。
峠で迷惑がられるくらいならサーキットにщ(゚Д゚щ)カモーン!
公道とサーキット、コケたときの意味が違う
違いは「あ、こけちゃった、てへ・ぺろ」の後に何が待ってるかです。
公道でのリスクを考えよう
「なぜ膝を擦りたいのか?」と聞かれたら、
「そこに峠があるからだ」と答える人!
いますよねぇ、しかも
今のスポーツバイクは250㏄からして面白いし、600㏄や1000㏄なんてそそりますよねぇ。
やっぱり高性能なスーパースポーツバイクを持っていて、スポーツライクな走行をしないのもストレスのもとになりますよね。
ライダーとして、やり場のない気持ちややり場のない膝を抱えたままでいるのは酷なこと。
辞めろと言われても
西城秀樹じゃあるまいし
今では遅過ぎたって感じですね。
でもやはり公道っていうのは、いただけません。
おまわりさんに検挙されることだってあります。
それにやっぱり…
↑こんなんなっちゃったらやっぱ嫌でしょ。
そうです。
恥ずかしながらこれは、TOP写真に写る筆者のR1の哀れなお姿。
しかもあの写真の峠で、
フロントからスリップダウン、そしてフロントフォークひん曲がり、カウルはバラバラに…。
修理は全部自分でやりましたが、
パーツ代だけで有に20万円は超えましたよ。
でもこれで済んで本当によかったんです。
幸い怪我もしませんでしたし、
ガムテープをバリバリに貼ってこの状態でも自走で帰ってもこれたんです。
不動になって帰れない可能性もありました。
それに、
もしくは人間が不動になっちゃうことだってあります。
最悪なのは人間が不動になった上、人を巻き込んだりすることですよね。
ちょっと早い人の後を追っかけて、ついつい調子に乗ってしまったんです。
「自分がコケるなんて」そんな風にも思っていましたし完全に自信過剰でした。
ともかくバイクが壊れたり
自分が負傷すること
というのはバイクに乗る以上
気を付けているものですよね。
実際問題、峠は国道でもない限り対抗2車線道がほとんどです。
当然その先絡んでしまえば、
相手に重大な損害を与えかねないということも想定しなければいけません。
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「公道でコケる」というのは、社会的な問題を引き起こすということに他なりません。
経験したから言いますが、
調子に乗ったときって、
どうもその辺の思考が
頭から消えちゃうみたいです。
しかしそれでも、
バイク乗りとしては、
「峠に行くな」とは言いません。膝も擦りたい気持ちだって大いに理解できます。
峠は、いざというとき
一気に失うものが
大きすぎますからね。
2時間も救急車に揺られていた日にゃ助かるものも…。
湯河原の温泉街が近い峠道には
ふもとに消防署もあります。
でもでもですよ、
もし一人だったら、意識不明で倒れる自分を後続車や救急に誰が連絡してくれるでしょうか?
そうした
あるべき心配から解放され、思いっきりスピードの中で集中して楽しむことができる。
筆者がサーキット走行を
強くお勧めする点はここにあります。
とすると結論はこうです。
- 峠は本気走りはせず、散歩程度に流して気分よく帰る。
- そして思いっきり行きたいときはサーキットに行く。
そうして
「峠モード」「サーキットモード」を使い分けるライダーになるのが望ましいと思うのです。
次の項で詳しくこの辺をお伝えしていきましょう。