バイク用バッテリーの充電方法!交換する時期と寿命の目安は?

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バイクのバッテリーが弱ったり切れた時はどんな風に対処されていますか?

特にバイクを始動しないことも多い冬までの間はいかがだったでしょうか。

また、山奥でバッテリーが上がったりした日には、どうやって対処をするでしょうか。

 

恐らくお急ぎの場合には他の車やバイクからブースターケーブルを繋いでジャンピングをして復活させているという人も多いでしょう。

 

またバッテリーは突然息を引き取ることもあるので、いわば生命線のような役割を担っているとも言えるのですが、

  • バッテリーのトラブルはどうやって対処するのか?
  • また、なにか起こってしまった時にはどうすればいいのか?

これらを知っておくだけでもかなり安心できるのではないのでしょうか。

 

ということで、今回はバッテリーの充電の方法や交換する時期についてお話していきます。

バイクバッテリーの上手な充電の仕方

充電には大きく分けて、2つの充電方法があります。それは、普通充電と急速充電の二つ。

普通充電というのは、バッテリー容量の1/10の電流で充電するのが良いと言われています。

この少ない電流の時間をかけてゆっくり(一般的な充電器で約12時間)少しずつ充電することで、充電状態のほぼ100%まで充電することができます。

ゆっくり充電するための充電器はすぐ下で解説していきます。

 

急速充電は、バッテリー容量の1/1の大きな電流で素早く充電するものですね。

 

しかしこの場合は、セル始動迄の必要最小限の容量回復をするのが目的で、バッテリーを痛めやすくするので、大きさを問わず30分以内で完了させなければなりません。

また後述しますが、密閉型やドライタイプと呼ばれるバッテリーに急速充電をかけると、バッテリーが膨らんだり、バッテリーが爆発する恐れがあるので絶対にこれらに急速充電をかけるのはNGです。

本稿一推しのバッテリー充電器はこれ!

ドライバッテリーは一度切らしてしまったら取り換えないといけませんが、その他のタイプならゆっくり最低でも12時間はかけて普通充電で充電すればフル充電できるわけです。

充電器も今は全自動充電器というものがあります。これはバッテリーの種類を自動判定して、それに見合った形で充電してくれます。

その上充電が終わったら自動でスイッチが切れますから便利です。

これは実に操作も簡単、しかも確実なのが良いですね。

車体側にもソケットを設けると便利

とはいえ、いちいちバッテリーを外して充電するのも面倒ですよね。車体のネジを毎回付け外しするのも大変です。

そんな時は帰宅したあと楽に充電できるように、バイクを使わないときはすぐに充電をし電圧を保てるように、充電用のソケットを車体に用意して、外装を一部外すだけですぐ充電できるものもおすすめです。

このデイトナのバッテリーチャージャーなんかもおすすめですね。

そして、

先日友人がYZF-R1を新車で購入した際も、ドライバッテリーの保護をするという目的で、このチャージャーで使えるソケットをさっそく取り付けていました。

 

バイクで走った後は、カバーをかけて防犯ロックを付けて、カバーをかけたらすぐ充電。

これで多少のらない時間が長くても、バッテリーが長持ちします。高価になりがちなドライバッテリー(後述します)搭載車にはピッタリですね。

どんな時にバッテリーを交換するのか?替えどきの兆候

セルが回らなっくなったら交換すればいいんじゃない?という人も多いかと思います。しかしそれではいざというとき困ります。

ですのでもう少し早い段階での見分け方なのですが、次の兆候があったら要注意です。

  • バッテリー液が少なくなっている。(開放型の場合)
  • バッテリー液が偏って減っている。(開放型の場合)
  • バッテリー端子に白いものが付着している。
  • エンジンはかかるがかかりづらい。
  • 以前バッテリー切れを起こしたことがある。

これらの兆候に一つにあてはまるような場合には、バッテリーの買い替えを検討したほうがいいでしょう。

バッテリーの種類いろいろ

まずバッテリーについておさらいですが、開放型や密閉型、そしてドライタイプなどがありますね、このバッテリーの形式によっても充電の仕方が変わってきますので、それぞれの違いについて見ていきましょう。

バッテリーには

  • 開放型
  • シールドタイプ型
  • ドライバッテリー型

この3つが存在しています。

開放型

こちらは、電解液を補充しながら使うタイプです。

メリットとしては値段が安く、充電すれば復旧し充電回復性能があることが特長です。

デメリットとしては電解液が減りやすく、電解液の量の点検を怠ると車両火災の原因にもなるということです。

ホームセンターなどに売っているバッテリー液は、この開放型に使われていますね。

シールドタイプ型

こちらはメインテナンスフリー(MF)とも呼ばれ、現在バッテリーの主流となっているバッテリーです。

メリットとしては電解液の吹きこぼれも少なく、電解液の補充等手をかける必要がないのが特長です。

デメリットは開放型より若干値段が高いことくらいでしょうか。

ドライバッテリー型

こちらはシールドタイプよりさらにメインテナンスフリー化が図られたもので、完全密閉型とも呼ばれ、電解液が仕切りの部屋ごとに封入されているものです。

メリットは始動性に優れ、いわゆる「付き」がいいので、車ではオーディオの音質を良くしたいユーザーに特に好まれています。

また、搭載方向を選ばないことや軽量なことで電気消費量の多い車種や、レーサーに使われるなど、高性能なバッテリーです。

デメリットは価格が非常に高いため流通量が少ないことと、乾電池に似た構造の為、一度バッテリー切れを起こすと、一気に性能が落ちるということです。

現在バイクでは、ほとんどのバイクがシールドタイプを使っていますが、電子デバイスを数多く搭載するスーパースポーツなどでは、ドライタイプが使われています。

つまりバッテリーと一口に言ってもいろいろで、バッテリーが切れたときの対処もいろいろだということです。

 

関連記事 → バッテリーの選び方

バッテリー切れを起こしやすいのはこんな使い方

バッテリーはうまく使えば2年から3年の寿命を持ちと言われていますが、バッテリーに厳しい使い方をすると1年~2年でダメになってしまうといわれています。

 

では「ダメにしてしまう乗り方」というのはどういうことでしょうか。

 

あまりにも走る頻度が少ない

バイクというのは構造上、バッテリーの両極を繋いでいるとゆっくりと自然放電するようになっています。ですので、長期間バッテリーを放置している人は、バッテリーを短命にしてしまいます。

なので、全然乗る頻度が少ない、という場合は上がりやすいです。

 

できれば最低でも2週間に1回ぐらいはバイクを始動してオルタネータ(発電機)を回すために家の周辺を走って、バッテリーに電気を蓄えさせるべきでしょう。

なので一番安上がりな方法は、時々バイクを走らせてバッテリーの消耗を防ぐということです。

キャブレター内のガソリン劣化でエンジンのかかりの悪化を防ぐためにも有効なので、できるかぎり定期的に走る、というのは一番理にかなっている、というのが筆者の10年ぐらいバイクに乗ったうえで、感じている経験則です。

 

また、短時間の移動を繰り返したり、何度も渋滞で低回転・低速走行が続いている状況はバッテリーとは関係なさそうに思われがちです。

しかし実際には、走行中にエンジンを回すことによって充電されるので、あまりエンジンを回さない乗り方が続くというのも良くないのです。

 

消費電力の多い電装品を後付で沢山つけている

これは通常の使用であればあまりあてはまらないケースではありますが、後付で電装品を付けすぎるのもよく有りません。

というのも、もともとバイクに搭載されているバッテリーというのは、その車種によって、必要な容量を設計の時点で決められているからです。

軽いオフロード原付きなんかは小さいですし、ハーレーやBMWなど大柄なロングツーリング、電子制御豊富なバイクはバッテリーが大きいです。

これは消費電力の多さによって大きさが違うわけです。

 

なので、言ってしまえば。

250ccのバイクなどでフォグランプやグリップヒーター、カーナビなどを付けてしまった場合には、アイドリングをしていてバッテリーが上がってしまう、なんてこともありえるわけですね。

実際、筆者もZZR400で昔グリップヒーターとフォグランプを併用し、夜の冬道を信号待ちしていたのですが、信号待ちの時間が長くてぼーっとしていたんです。

そして青になって、スロットルをひねる。

 

けれどもシーンとしていて、「あれ???」と思ったら、なんとエンジンが止まっていたのです…。

 

幸い近くにガソリンスタンドがあったのでジャンプスタートしてもらえましたが、山道だったらと思うとゾッとしますね。

 

なので気をつけてください!

まとめ

バッテリーは見えないところに使われていて地味な部品ですが、これをしっかりしておかないと不具合が起きてしまうこともあるので注意しましょう。

バイクもコンピューターを搭載していろいろな制御をおこなうようになってきました。

また、近年バイク用のナビゲーションや、冬場で言えばグリップヒーター等バッテリーに厳しい機器が搭載されることもあります。

バッテリーは消耗品です。オイル量などの点検と一緒にバッテリーの状態を今一度確かめて、完調なバイクで快適なバイクライフを送りましょう。

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